きんこんのシネマ放談

映画をこよなく愛するきんこんが鑑賞した映画をズラズラっと紹介していく映画ブログ

ゴジラ VS コング




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ハリウッド版「ゴジラ」シリーズの「GODZILLA ゴジラ」(2014)、「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」(19)と、「キングコング:髑髏島の巨神」(17)をクロスオーバーして描く「モンスターバース」シリーズの第4作で、ゴジラキングコングという日米の2大怪獣が激突する。モンスターの戦いで壊滅的な被害を受けた地球。人類は各地で再建を計り、特務機関モナークは未知の土地で危険な任務にあたりながら、巨大怪獣のルーツの手がかりを掴もうとしていた。そんななか、ゴジラが深海の暗闇から再び姿を現し、世界を危機へ陥れる。人類は対抗措置として、コングを髑髏島(スカルアイランド)から連れ出す。人類の生き残りをかけた戦いは、やがてゴジラ対コングという未曽有の対決を引き起こす。監督は「サプライズ」やNetflix実写版「Death Note デスノート」などを手がけたアダム・ウィンガード。出演はアレクサンダー・スカルスガルドレベッカ・ホール、「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」から引き続き登場するミリー・ボビー・ブラウンカイル・チャンドラーほか。また、「GODZILLA ゴジラ」「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」で渡辺謙が演じた芹沢猪四郎博士の息子・芹沢蓮役で小栗旬が出演し、ハリウッドデビューを飾った。

(映画.comより)


コロナ禍による日本の映画界の大きな変化。    それはハリウッドのいわゆる大作と呼ばれる映画の公開が激減してしまったという事です。       もっとも秋以降に公開が決定している作品もありますが、依然としてその数はコロナ禍前よりは遥かに少ない状況です。                  かつて映画と言えばそれはハリウッドのアクション映画を差すという風潮もあってその時代を知ってる身としては淋しい限り。               確かに『トムとジェリー』や『ピーターラビット』も面白かったですよ。               でもやっぱりド派手なアクションやら爆破シーンやらハリウッドならではの迫力ある映像をいち映画ファンとしては望んでいるわけです、例えそれが大味であってもね。

そんな僕が心待ちにしていたのが、この『ゴジラ VS コング』。                   久しぶりに血湧き肉躍るハリウッドらしい大作が来たなと期待に胸を膨らませていました。       当初は5月公開とアナウンスされ、待ち侘びていましたが、残念ながらコロナの影響で一旦お預け。   しかし、7月2日に無事公開となり、ようやく鑑賞する機会を得た次第です。

冒頭、髑髏島(スカルアイランド)に佇むコング登場!                      ここでのコングが可愛いんですよ。        いやいや、あんな巨大なコングが可愛いって…。  そんなツッコミがありそうですが、これは百聞は一見にしかず。                   コングが巨大な身体を横たわらせお昼寝をしてるのか、と思いきや起き上がり、お尻をポリポリ。   このシーン、キングコングという怪物である事を忘れ、動物的なんですよね。            何なら僕はうちで飼ってる猫の姿がダブりましたもん(笑)                     でここでのコングをしかと目に焼き付けて頂きたい。                      劇中においてのこの後のコングの暴れっぷりとのギャップを楽しめますからね。

変わって登場する一人の少女。          同じ画面に写るコングの姿と比較して身体的な違いがはっきりとわかる。               何ならこの女の子がコングに食べられやしないかなんてヒヤヒヤするのですが、そこは心配ご無用。   コングは彼女と心を通わせそしてこれが少女とコングの友情物語へと派生させていくそんなドラマがあります。

一方のゴジラ。                 日本が生んだキング オブ モンスター。      その登場はやはり迫力があります。        我々がよく知るお馴染みのゴジラなんだけど出ると当然ながら盛り上がる!              相撲で例えるなら横綱が土俵入りをするそれに近いかもしれません。                 そしてゴジラと言えば何と言っても熱射放線。   2016年の『シン.ゴジラ』で見たそれはあまりに美しく鳥肌と同時に涙すら溢れた程ですが、あれは庵野秀明氏によるゴジラへのリスペクトと独自の芸術性が表現されていたわけですが、本作も決してひけを取らない。                      ハリウッドの最高峰の技術が余す所なく取り入れられ、結果スクリーン映えするインパクトを与えていました。

そんなゴジラとコングによるドリームマッチ。   千代の富士貴乃花の様な(相撲の例えばかりですみません)ダウンタウンとんねるずの様な『DRAGON BALL』と『ONE PIECE』の様なまぁ、贅沢な組み合わせっちゅう事ですよ(笑)          果たして世紀の怪獣プロレス勝敗はどちらに?   気になった方は是非劇場で!           

…って終わりませんよ(笑)

いや、とにかくそれが楽しいんですよ!      画面に終始釘付けです!             大都市のビル群の中、ゴジラとコングが攻めたり引いたり。                     近頃は映画も動画配信文化と密接な関係があり、本作も数ヶ月後には各種動画配信サービスでも視聴可能なんでしょうが、本作に関しては断言しますね!   映画館で見ないとそんなしますよ!と。      

それくらい見応えがありました!         そしてやはり思いましたね。           映画館の醍醐味ってやはりこれだなぁ!と。    僕は普段食べませんが、そしていつもぼっち鑑賞ですが(淋しくなんてないからな.笑)ポップコーンを食べながらカップルや友達と見たら楽しめるんじゃないかなと。

小栗旬のハリウッドデビュー作という点もポイントですが、俳優をそこまで意識しない自分は内容をトコトン楽しみました!

オススメです!