きんこんのシネマ放談

映画をこよなく愛するきんこんが鑑賞した映画をズラズラっと紹介していく映画ブログ

劇場版美少女戦士セーラームーン Eternal 前編

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1990年代に社会現象を巻き起こしたテレビアニメ「美少女戦士セーラームーン」の25年ぶりとなる劇場版で、原作コミックの第4期にあたる「デッド・ムーン編」を映画化した前後編2部作の前編。原作者・武内直子総監修のもと、「美少女戦士セーラームーン Crystal」の第3期「デス・バスターズ編」に続いて今千秋が監督を務め、「美少女戦士セーラームーン」「美少女戦士セーラームーンR」のキャラクターデザイン・作画監督を手がけた只野和子がキャラクターデザインを担当。今世紀最大の皆既日食で街がお祭りムードに包まれる中、月野うさぎちびうさは、ゴールデンクリスタルの封印を解く“乙女”を探すペガサス・エリオスから助けを求められる。時を同じくして、デッド・ムーンサーカスと名乗る謎のサーカス団が街に出現。彼らの狙いは、悪夢の化身レムレスをばらまいて“幻の銀水晶”を手に入れ、月と地球、さらには宇宙をも支配することだった。エリオスから“乙女”と呼ばれ、自らを必要としてくれる彼に淡い恋心を抱くちびうさだったが……。
(映画.comより)

25年振りに帰ってきたセーラームーンです。
何を隠そうこのワタクシ・大のセーラームーン好きでしてとりわけ中学時代なんかはアニメもよく見ていましたしグッズも集めていました。
今でもセーラームーンの湯呑みがありますよ(笑)

なので今回の劇場版は是非見たいと思い、期待を胸にMOVIX日吉津へと行って参りました!
プリキュアと違い、客層は30~40代前半くらいの女性が中心。
まさにセーラームーンを見て育ったセーラームーン世代でしょう。
そして自分も含め男性客も。
女児をターゲットにしたアニメでしたが、男子にも人気があったセーラームーンならではでしたね。
また、物販でのグッズも充実してるんですよ!
セーラームーンファンなら欲しくなる事間違いなしでは?
ちなみに自分はグッズは買いませんでしたが、パンフレットは入手致しました!

さて、久しぶりのセーラームーンです。
25年ぶりとあって気持ちが一気に90年代に引き戻されていくんですよね。
ギャグパートでの変顔であったりとか変わらない安心感もあり。
そしてセーラー戦士達との再会には胸が熱くなりましたね!
さながら同窓会気分とでも言うのかな。
俺自身も中学生時分に戻ったかの様でした。

さて、セーラームーンと言えば何と言っても戦隊ヒーローよろしく集団でのバトルシーンが見所だと思いますが、本作ではそれぞれのキャラクターの見せ場がしっかりと用意されており、マーズことレイちゃん推しの私もかなりの満足感がありました!
三石さんのうさぎちゃんも久しぶりに楽しませて頂きました!
ミサトさんでもなくハンコックでもなくのび太ママでもないうさぎちゃんですね。

ゲスト声優としてキャスティングされていたのが、渡辺直美さんと菜々緒さんです。
年齢的にまさにセーラームーン世代のお二人ですが、これがかなりハマっておりまして、よくある声優の芸能人起用のアレではなくてセーラームーンへの愛溢れる演技が伝わってきました!

そして何と言ってもラストに向かっていく展開が圧巻でして、各セーラー戦士のエピソードを広げてからの月野うさぎ/セーラームーンのハイライトへ!
そして気分が最も高揚した辺りで前編が終了!
ももクロちゃんの主題歌がまた、この高揚感を煽ってくれまして、何とも気持ち良く鑑賞致しました!

で、これで終わりじゃないんですよね。
後編の予告がそのまま流れるんですが、気分を高揚させそれをももクロちゃんの主題歌が気持ち良く煽り、更に予告編でヒートアップ!
本編・主題歌そして予告の3コンボがここまで高ぶらせてくれる作品もそうそうないぞ!
強いて言えば『ちはやふる』以来かな?
控えめに言って最高でした!

2月11日の後編への期待が止まりません!

それにしても映画ランキングの順位は淋しいなぁ…。
男女問わず昔セーラームーン見た人なら間違いなくハマる作りなんだけどな…。

ともかく後編が楽しみです!