きんこんのブービームービー

映画をこよなく愛するきんこんが鑑賞した映画をズラズラっと紹介していく映画ブログ

スターウォーズ/最後のジェダイ

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スター・ウォーズ」の10年ぶりの新作として大ヒットを記録した「スター・ウォーズ フォースの覚醒」に続くシリーズ作品で、伝説のジェダイの騎士ルーク・スカイウォーカーを探し当てた主人公レイがたどる、新たな物語が描かれる。前作で「スター・ウォーズ」の新たな主人公レイに大抜てきされ一躍注目を集めたデイジー・リドリーのほか、ストームトルーパーの脱走兵フィンを演じるジョン・ボヤーガ、ダースベイダーを受け継ぐカイロ・レン役のアダム・ドライバー、そしてルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミル、2016年12月に急逝したレイア・オーガナ役のキャリー・フィッシャーらおなじみのキャストが出演。監督・脚本は「BRICK ブリック」「LOOPER ルーパー」などで頭角を現したライアン・ジョンソンが担当した。
(映画・comより)

公開から一ヶ月。
満を持してこのブログでレビューさせて頂きます。
話題作のタイミングに乗り遅れる、これも当ブログの特色ですな(笑)

言わずと知れた世界一有名なスペース大作『スターウォーズ』シリーズ最新作は『フォースの覚醒』に続く三部作の第二弾。
ネットからも賛否両論様々な意見が飛び交っておりますね。

ちなみに私が鑑賞したのは1月4日。
正月休みでごった返す新春のシネコン
そんな中で2018年の映画初めとして本作を鑑賞した次第です。

結局二回程見てきたのですが総論として感じたのは


腐ってもスターウォーズ

でした。

まず、冒頭のスクロールとあのテーマ曲。
視覚的にも聴覚的にも高揚するあの瞬間。
「おお、きたきた!」と気持ちを高めるのにシンプルかつ最高の演出です。
続いて序盤では息つく暇もなく繰り広げられるあの銃撃シーン。
正につかみはOK!
謎の東洋人女性のミステリアスな雰囲気共々この部分の作りは実に圧巻です!
もし今TOHO シネマズのフリーパスがあればこのシーンだけを見て退席…なんて事を何度もやっていたかもしれません(笑)
それくらい新進気鋭の監督・ライアン・ジョンソンなかなか良い仕事をします!


しかし、しかしです!
掴みが良ければ全編通して良い映画かというとさにあらず。
この後、『フォースの覚醒』以降のメンバーが登場してからの前半~中盤が実に冗長的かつ蛇足が多すぎる。
結局のところ、あらゆるストーリーを詰め込みすぎた故に「帯に短し襷に長し」になってしまったと感じます。

昔のレイア姫モノグラムヨーダ登場などのサービスシーンは良いと思います。しかし、それよりもレイとフィンのシーンはもっとうまくまとめられなかったものでしょうか?

これまでスカイウォーカーという血筋によって使われていたフォースという能力がレイという血筋に依らない能力者を生み出したというのは別に良いのですが、ルークの元で修行を積むというまるで天下一武道会に備える悟空と亀仙人の様なくだりは「スターウォーズ」らしくない。
いや、百歩譲ってそれをアリと肯定してもだれてきてしまってストーリーに没頭出来ない。
正直眠かったですもん、ここ。
更にそのフォースを超能力か何かの類の様にしてるのが気になりましたね。
えっ?フォースってそういうもんなん?って目を疑いましたよ。

それからフィンの場面についてですが、あのローズという準ヒロイン的な女性が…う~ん…。

チェンジで!!


冒頭の東洋人女性でお願いしま~す!(実際ローズと深い関係ですね)


つまりそれ程ローズがひどかった!
見た目にとやかく言いたくはないがそれ以上に存在がね~。
別に無理にこのキャラ出さなくてもよかったんちゃうか?
アジア人だからという理由からなのか知りませんけどカミカゼアタックなんて事もさせちゃうし(笑)

正直このキャラの意義がいまだに見いだせません。
フィンとのキスシーンなんてありましたが、こいつらいつからそういう関係なん?

しかし、その一方ではカイロ・レンは良かった!
『フォースの覚醒』では悪役でありながらどこか頼りなさげで青臭い。タイプは違いますが『マイティ・ソー』のロキに通じる様なキャラでしたが、本作では風格がありました。
『フォースの覚醒』でのラストを経てきたカイロ・レンという役どころに説得力が生まれ、アダム・ドライバーの俳優としての経験値勝ちとも思わせてくれました。

フォースを使って遠方にいる二人を引き合わせる描写は突っ込みたいですが、さておきレイと対峙するシーンは見応えありましたね。
それでいて少年漫画的展開に傾倒しなかったのは良かったです。
少年漫画はレイとルークのシーンで十分です(笑)

それから不可解な点として挙げたいのが作中に登場する少年。
中世ヨーロッパ風いわんや『フランダースの犬』のネロの様な服をまとったあの少年です。
スターウォーズ』のあのスペイシーな世界にあって彼の存在が浮いてしまってるんですよ。
そこがノレなかったですね…。
しかも彼、重要な鍵を握ってそうじゃないですか、どうすんの、三作目?

ちなみに私は『スターウォーズ』に関してさほど強い思い入れがあるわけではありません。
しかし、先日スターウォーズ好きな友人に聞いたところ、ジョージルーカスが製作を離れた事によって今は完全にディズニーのスターウォーズになった。エンタメとしての厚みこそあれスターウォーズらしさが新作公開の度に抜かれてるという事を申しておりました。
ライトセーバーでの格闘シーン減少についても憂いておりましたよ。

しかし、腐ってもスターウォーズ
鑑賞後の満足度は一定の水準以上に満たされておりました。
結局スターウォーズだからこそのハードルを皆それぞれに抱くからこそ否定的意見も増えるんでしょうね。