きんこんのブービームービー

映画をこよなく愛するきんこんが鑑賞した映画をズラズラっと紹介していく映画ブログ

キングスマン

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イギリス映画と言えばどこかスマートでスタイリッシュという貧弱な発想をしてしまうのはこのワタクシです。
まぁ、何だかんだで『007』のジェームスボンドがそのイメージの最たるものですが、映画以外に音楽でもイギリスのロックは泥臭いアメリカのハードロックに比べてメロディアスな印象を持ちますが、(決してアメリカのロックをディスってるわけではありません)お国的な文化なのでしょうね。
スパイ映画『キングスマン』(2015)もまた、英国流のスマートさとダンディズムを感じさせつつも同時にダイナミックさも兼ね備えたスパイアクションはこうでなくちゃ!と思わず絶賛したくなる様な秀逸な作品だったと思います。


キングスマン』はテーラーの仕立て人であるハリー(コリン・ファース)がストリートでヤンチャに明け暮れる少年をスカウトし、一流のスパイ・キングスマンへと育成していくアクション映画です。
名優コリン・ファースが本格的なアクション映画に出る事自体珍しく新たな一面を見せたのも記憶に新しいです。
そして、このコリン・ファースのアクションですが、ひたすらカッコいいんですよ!
スーツを着こなす英国紳士然としたハリー。しかしひとたび銃を取れば縦横無尽にガンプレイを披露する。
相手の銃弾を避ける盾として使うのは紳士傘。
特筆すべきは教会での銃撃シーン。
襲いかかる者であれば女性であっても銃を向け発砲する。
修羅場と化す教会で展開されるハリーのアクションシーンは実に迫力があります。

ハリーが発掘した青年を演じるのは最近だと『シング』でゴリラの少年・ジョニーを演じたタウン・エカートン。
生い立ちと家庭環境に難を持つ不良少年が厳しい訓練を経てキングスマンへと育成されていきます。
彼の人間的成長が今作のテーマでもあります。

悪役も個性的でサミュエル・L・ジャクソンがIT起業の経営者でありながら世界規模のテロを企む悪徳富豪・ヴァレンタインを演じます。
また、彼の片腕として登場するシシド・カフカ似の美女。
彼女は両足が刀型の義足となっており、それを武器に俊敏で警戒なアクションで襲いかかる殺し屋です。

他、キングスマン養成機関の教官、養成機関で過酷な試練を勝ち残る美女・ロキシー等非常に個性溢れるキャラクターが登場します。


この映画の特徴としてはきわどい描写をエンタメとして転化させる作品力がありまして、前述の教会シーンと合わせて語られる事の多いのが、クラシック『威風堂々』に合わせ人の頭が派手にぶっ飛ぶと同時に満開の花が咲くというシーン。
正直、私の拙い文章力ではそのセンセーショナルな光景がお伝えしづらいのが申し訳ないところです。
とにかく四の五の言わずに「見ろ‼」です。

また細かい描写説明は控えますが、養成機関での訓練とテストがいちいち過酷。

その昔『ビートたけしお笑いウルトラクイズ』という番組がありましたが、上島竜平がサメに食われかけたり、若手芸人が乗ったバスを水中に沈めたりというあんなノリを思い出しました。
不謹慎とエンタメは紙一重と言うのはビートたけし松本人志の笑いに随分と教えてもらいましたが、この映画はそんな不条理感とエンタメ性を融合させた作品だと思います。

また、ヴァレンタインの手によって幽閉されていた王女を助け出すのですが、王女がエロい(笑)
助けられて初対面の相手とソッコーでエッチしちゃうんですからなかなかのビッチですよ(笑)
ミニオンズ』でのエリザベス女王のパロディでも思いましたが、イギリスの王室って割と寛容なんでしょうかね?…なんて思ってたらこの王女様。スウェーデンの王女だとの事。だとしても…いいのかよ(笑)

2015年9月に公開された『キングスマン』ですが、当時TOHO シネマズ二条で人生初の試写会鑑賞をしました。
近年に比類ないエキセントリックな作風にぶっ飛びながら一緒に鑑賞した友人と天一でラーメンをすすり熱く感想を語り合ったのも懐かしい思い出です。

そんな『キングスマン』が来年スクリーンに帰って来ます!
キャストにはコリン・ファースがクレジットされてますがハリーは死んだのでは?
そんな所も含めて続編からは目が離せないです!